VISION2030
33(サンサン)プロジェクトの概要
ダイセキグループは、1958年の設立以来「発想・構想・構造・実行」を企業理念とし、日本国内で工場廃液のリサイクル事業をコア事業とし、順次周辺の環境関連事業にも進出し、国内有数の資源リサイクル企業グループに成長してきました。しかしながら今後国内市場は縮小し、かつアジア市場を舞台とした海外静脈メジャーとの競争の激化が予想されます。こうした背景を受け、ダイセキグループは、海外メジャーと競り合える規模と内容を備えるため 2030年度に向けた「33(サンサン)プロジェクト(*)」をスタートさせ、アジアNo.1のリサイクル企業を目指していきます。
33(サンサン)プロジェクトの
進捗状況
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3事業拠点の開発
2024年3月に広島事業所を開設しました。
そのほかの2拠点については空白地を中心に検討を進めています。 -
3本の新たな主力事業の確立
サーキュラーエコノミーやカーボン・ ニュートラル社会への変化を見据えな がら、新規事業を立ち上げて将来の主力事業へと成長させていきます。具体的な内容は検討中ですが、3本の新たな主力事業の立ち上げを目指して検討を進めています。
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コア事業国内シェア30%
新規事業拠点の開設によるシェアアップを図るとともに、温室効果ガス排出量 が少ないダイセキの中間処理を効果的にアピールする営業活動を行っています。
- 以上を達成し、2017年度実績の
- 3倍の売上高・3倍の営業利益、業界の太陽(SUN)を目指します。
ダイセキグループの目指す姿
ダイセキグループは、経営理念である「発想」「構想」「構造」「実⾏」のもと、国連で採択され、その具体的な⾏動指針であるSDGs(持続可能な開発目標)の精神を理解し、「環境を通じ社会に貢献する環境創造企業」として、アジアNo.1のリサイクル企業を目指します。
グループの基本戦略と数値目標
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(百万円) 2017年度 2023年度 2030年度 連結売上高 49,185 69,216 150,000 連結営業利益 8,777 14,814 25,000 R O E 9.9% 12.0% 15.0%
人材開発
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人材育成
- 教育制度の拡充
- 新規プロジェクト社内公募制の実施
- グループ企業間の人材交流の活発化
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職場環境の改善
- ジェンダーフリーな職場環境
- 働き甲斐も成長も望める職場環境
既存事業
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国内エリア戦略
- 既存事業所間連携による希薄なエリアの濃密化
新規事業拠点開発による新規エリアへの進出
- 既存事業所間連携による希薄なエリアの濃密化
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海外エリア戦略
- アジア市場への進出を念頭に市場調査を実施
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技術・設備開発
- リサイクル率の向上
- 新規技術・設備導入による取扱品目の拡大
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グループ戦略
- 人材交流を含めた連携強化によるシナジーの強化
新規事業
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M&A戦略
- 「環境」、「リサイクル」をキーワードとするM&A
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アライアンス戦略
- 異業種も含めたアライアンスの推進