これまでの実績

ダイセキグループは環境汚染の防止と復旧に向けて緊急出動し、漏洩した油等の回収作業とその処分を実施しています。
災害時にダイセキグループが貢献した実績の一例になります。

1998年　ナホトカ号重油流出事故

ロシア船籍のタンカー「ナホトカ号」が、島根県隠岐島沖で沈没。大量の重油が日本海に流出し、島根県沖から石川県にかけての広い地域に漂着しました。 ダイセキは北陸事業所を中心に、油の回収作業に尽力しました。
ナホトカ号重油流出事故に対して海上保安庁長官賞、海上災害防止センター長賞を受賞

• 
• 

• 

  海上保安庁長官賞、海上災害防止センター長賞

2011年　東日本大震災

東日本大震災では、地震と津波によって多くの工場が被災し、重油等が土壌や海・河川に流出する事態となりました。関東事業所、千葉事業所が中心となって、緊急体制を敷いて、救援活動に向かいました。

• 
• 

• 

  東日本大震災の救援活動に対する感謝状

2018年　西日本豪雨災害の復興支援

• 2018年7月に発生した西日本豪雨により、各地で大量の災害廃棄物が発生しました。ダイセキ環境ソリューションは、広島県坂町での環境省の要請を受けた雨水側溝に堆積した廃棄物混じりの土砂の回収・処理、愛媛県宇和島市で災害廃棄物処理を行う地元の建設会社への処理・管理方法のアドバイス等の支援活動を行っています。
  また、同社が構成員を努めるJDTS（（一社）日本災害対応システムズ）は、西日本豪雨等の大規模災害における被災地域支援活動に対して、災害対応支援環境大臣表彰を受賞しています。

• 

  側溝に堆積した土砂の回収（広島県坂町）

2021年　貨物船座礁による環境汚染事故

• ダイセキは台風等の自然災害により近隣の工場や道路・河川等で発生した環境汚染事故の復旧活動を各事業所で実施しています。関東事業所では、2021年8月に青森県八戸沖で発生した貨物船座礁による環境汚染事故の復旧支援を行いました。

• 

  八戸沖貨物船座礁による環境汚染事故
  の復旧支援（ダイセキ関東事業所）

2024年　能登半島地震

• 1月1日に能登半島地震が発生した際、ダイセキは自社の社員の安否と設備の異常有無を確認をした後、1月3日に北陸事業所と名古屋事業所から被災された石川県、富山県のお客様の救援活動に向かいました。お客様から「復旧までに半年はかかると見込んでいたものが早期に復旧できた」、また「食堂やお風呂等のライフラインが復旧されたおかげで社員とその家族に使ってもらうように開放することができた」といった喜びの声を聞くことができました。

• 

  能登半島地震の復旧支援の様子