私たち人間の体には、心臓から体中に血液を送る動脈と、心臓に返す働きを持つ静脈がありますよね。
社会の中で、私たちが普段の生活で関わる製品などを作っているメーカーを動脈産業と呼びます。
製品を製造する過程で発生する廃棄物がそのまま心臓に送り返されたら、大変なことになります。
私たちはこれらを燃料や原料として再資源化し、再びメーカーに返す静脈のような役割を担っていることから、静脈産業と呼ばれています。
ダイセキはまだ
「リサイクル」という言葉が
一般化していなかった
1958年に設立し、
再生事業を行ってきました。
そして1972年に
産業廃棄物処理業の
許可を受けて以来、
「限られた資源を活かして使う」
を理念に掲げて、
循環型社会の構築を推進してきました。
リサイクル事業で、もっと地球環境の保全に貢献したい。
企業の成長のために株式を公開し、ダイセキは産業廃棄物処理業専業では初めて上場企業になりました!
1999年に上場して20年以上、業績は伸び続けています。(連結売上高が2000年度から2023年度の間で5倍以上に成長)
ダイセキグループでは、廃油・廃液・汚泥リサイクル分野、汚染土壌・石膏ボードリサイクル分野、鉛リサイクル分野、
石油タンク清掃分野などの地球環境の保全やモノづくりに大きく関わるものをリサイクルしています。
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廃油・廃液・汚泥
リサイクル分野 -
汚染土壌・石膏ボード
リサイクル分野 -
鉛
リサイクル分野 -
石油タンク
清掃分野
リサイクル処理入荷量の内訳としては、廃油・廃酸・廃アルカリといった液状のものが多く、それに汚染土壌、汚泥、廃鉛バッテリーが続いています。
廃油リサイクル
サーマルリサイクルに貢献
限られた化石燃料の
消費量削減に貢献
廃油分野では工場やディーラーから排出される廃油・廃溶剤を再生燃料にリサイクルしています。再生燃料は石炭や重油等の化石燃料の代替として利用されています。
廃液リサイクル
国内シェアはトップクラス
処理難度の高い廃液の
リサイクルが得意
廃液分野では処理用の薬剤を使わずに、廃液同士を掛け合わせる複合処理を行うことで、無駄な副産物をなくして高いリサイクル率を実現しています。
汚泥リサイクル
廃棄物を資源へ
汚泥をセメント原料に
リサイクル
汚泥分野では主に工場から排出される汚泥をセメント原料にリサイクルしています。 セメント会社では石灰石等の代替としてこのリサイクル汚泥が利用されています。
地球に
やさしいポイント
- ・有害な廃棄物を浄化することで、地球環境と生物多様性の保護に貢献
- ・高いリサイクル率により、限りある天然資源の枯渇防止に貢献
- ・廃油等をリサイクルした再生燃料により、化石燃料使用量の削減に貢献
- ・燃やさないリサイクル処理により、カーボンニュートラル社会の実現に貢献
汚染土壌・建設関係廃棄物リサイクル
バイオディーゼルリサイクル
カーボンニュートラルに貢献
廃食用油をバイオディーゼルに
リサイクル
廃食用油を、軽油の代替として使用できるバイオディーゼル燃料にリサイクルすることにより、カーボンニュートラルに貢献しています。
石膏ボードリサイクル
地球に
やさしいポイント
- ・汚染土壌や建設関係廃棄物を浄化することで、地球環境と生物多様性の保護に貢献
- ・廃食用油バイオディーゼル燃料にリサイクルすることで、カーボンニュートラルに貢献
- ・セメントや石膏ボードの原料にリサイクルすることで、天然資源の枯渇防止に貢献