環境関連分析・研究
最新のテクノロジーを駆使して多様化・複合化するニーズを先取りします。
産業廃棄物の処理・リサイクルには、高度な技術力が不可欠です。当社が取り扱う産業廃棄物は、「廃油・廃酸・廃アルカリ・汚泥」と総称しても、その組成は常に異なります。また時代に応じて多様化、複合化する環境保全に関するニーズに応えるため、よりハイレベルな処理・リサイクル技術や高付加価値商品の開発に取り組んでいます。
廃棄物の処理・リサイクル工程における分析
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処理・リサイクル方法の決定
高度な技術と最先端の設備で、廃棄物の先行サンプルの成分分析を実施し、処理・リサイクル方法を決定します。
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廃棄物の入荷チェック
産業廃棄物は、入荷時にも必ず先行サンプルとの相違がないかをチェックしています。きめ細かくチェックすることで、産業廃棄物の適正な処理と事故防止に努めています。
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活性汚泥の維持・管理
毎日、活性汚泥の中に存在する微生物の状態をチェックしています。微生物の種類や、その増減を分析して、温度や酸素量、処理槽に投入する廃水の種類をコントロールし、安定した活性汚泥処理を実現しています。
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排水の管理
原水、曝気槽、放流水と処理工程に応じて排水の監視測定を徹底し、異常を早期発見できる体制を整えています。
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リサイクル製品の品質管理
石油製品の製造・販売事業を営む当社は、リサイクル製品に対しても厳格な品質管理を実施し、利用企業様の信頼を獲得しています 。
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廃棄物成分分析・環境分析
廃棄物リサイクルのための成分分析、水質汚染などについての環境分析を幅広く行っています。また、これらの分析に基づき、その処理方法・リサイクル方法などの開発に関する受託研究も実施しています。
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排出企業へのコンサルティング
産業廃棄物の排出企業に対して、より効果的な処理・リサイクル方法を提言するほか、産業廃棄物を減量化するための調査・研究・提言業務を担います。
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リサイクル技術の研究開発
技術革新によって産業が進化すれば、廃棄物の内容も複雑・高度になっていきます。最先端の企業様の受け皿として、新しいリサイクル技術の開発や、規制強化に対応した処理方法の開発に積極的に取り組み、お客様のリサイクル率向上に貢献しています。
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計量証明事業
全国4事業所で計量証明事業を登録し、産業廃棄物を中心に、民間ならびに自治体からの分析・計量証明の受託を行っています。これもダイセキの高い技術力の証です。
主要な分析機器
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分光光度計
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キャピラリー電気泳動装置
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ガスクロマトグラフ
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カールフィッシャー水分計
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全有機ハロゲン分析装置
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原子吸光光度計
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カロリーメーター
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加熱気化水銀測定装置
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イオンクロマトグラフ
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全有機体炭素計
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ICP発光分析装置
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蛍光X線分析装置
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PCB分析装置(フロー式イムノセンサ)
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放射能測定モニタ
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BOD測定装置
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自動引火点測定機
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バイオセンサ
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PCB分析装置(GC/NICI-MS法)