入社7年目に、一般職から総合職になりました。
「今後はもっと、会社や部署のためになる取り組みをしていこう」思いを新たに業務に取り組んでいた矢先に、妊娠していることが分かったんです。 私は当時、取引先との契約に関する業務を担当していて、その業務改善に取り組もうかと考えていたのですが、
総務部で産休・育休を取るのは、⾃分が初めて。まずは、きちんと引継ぎして業務がまわるようにすること。
そして、復帰後にやりたかった業務改善に育児と両⽴してチャレンジできるような基盤をつくることが先決だと考えました。 そこで、取り組んだのが「業務マニュアル」の作成でした。
総務部ではそれまで、担当する業務を先輩からOJT で教わり、各⾃がメモを取るなどして覚えていたのですが、今後、産休・育休を取得する⼈が増えることを考えると、各業務を誰もが担当できる仕組みが不可⽋。
マニュアルがあれば、チーム内で業務に対する認識の統⼀も図れると、上司に相談したところ、「ぜひ作ってください！」と、背中を押していただきました。

通常業務と並行し、完成までにおよそ3カ月。
自分の業務のマニュアルをもとに引き継ぎを行い、無事に産休・育休に入ることができました。 その後、約1年半のお休みを経て復帰。
一番驚いたのは、総務部の全ての業務にマニュアルが作られていたことでした。
私が手掛けたマニュアルは、使いやすく、バージョンアップされていて「職場に良い変化を起こせたのかもしれない」と、嬉しくなりました。
業務マニュアルのおかげで、復帰後の新たな業務にもスムーズに対応できています。 当たり前すぎて見えていない課題は、まだまだあると思います。
現状に満足せずに、少しでも部内や事業所の人が働きやすくなるよう、自ら動いて、より良い変化を起こしていきたいと考えています。