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名古屋事業所での取り組み

新たなリサイクル技術を開発し
資源循環の最前線で貢献します

液状廃棄物の処理・リサイクルにかけて並ぶもののないダイセキの中で、
最大の処理能力を誇る名古屋事業所(愛知県名古屋市)。
まだリサイクルという言葉が一般的でなかった1963年から廃棄物の再資源化を手がけてきました。
廃棄物の排出者と利用者の両者のニーズを満たす新たなリサイクル技術の開発に取り組み、
資源循環の最前線で貢献しています。

技術開発を推し進めて、リサイクル率をさらに向上

廃棄物を再資源化したリサイクル製品の利用を促進していくためには、品質、純度、コストなど、利用先の利用条件に応じた製品の開発が不可欠です。また、廃棄物の成分は多種多様で、それを原料に、一定の品質を確保したリサイクル製品を製造する必要があります。ダイセキはもともと石油製品の製造を主たる事業としていたので、製品の品質管理に取り組むベースがあります。日本の循環型社会の構築に貢献していくためにも、リサイクル製品を利用する企業のニーズに応じた品質で製品を開発できる点に強みがあります。
当社が受け入れる産業廃棄物には、さまざまな有価金属が含まれており、需要と供給に応じて、回収しています。中でも近年、銅の純度(含水率)が飛躍的に向上しています。これまでは廃酸から水酸化銅を回収しており、銅純度は50%~60%程度でした。それを、同じ廃酸から酸化銅として回収する技術を開発し、銅純度を90%程度にまで向上できるようになりました。
また廃棄物の中から希少金属(レアメタル)を回収する技術開発にも取り組んでいます。

金属回収設備(ベルトプレス式脱水機で脱水)

金属回収設備(ベルトプレス式脱水機で脱水)

回収された金属(酸化銅)

回収された金属(酸化銅)

活性汚泥処理での管理を徹底

「活性汚泥処理」とは、廃水処理・リサイクルの最終工程です。廃水に含まれる有機物を除去し、下水道や河川などへの放流基準以下になるまで完全に浄化します。
「活性汚泥」とは、細菌などの多種多様な微生物からなる「活きた汚泥」のことで、この微生物が、残った有機物を餌として食べることで、水をきれいにします。生き物が相手であるため、それらが最も効果的に働く環境を整えることが重要です。温度や酸素量はもちろんのこと、処理する廃水の性質によっても活性汚泥の働きは異なってきます。活性汚泥の状態が一度悪くなると、回復させるのに時間がかかるため、日々の管理は非常に大切です。
特に名古屋事業所の周辺には小学校や病院があります。活性汚泥の中に存在する微生物は、管理が悪いと数十分で死んでしまうものもあり、それが悪臭の原因になる可能性があります。そこで、ダイセキでは毎日、活性汚泥の状態を入念にチェック。活性汚泥中に存在する微生物の種類や、その増減などを分析して、温度や酸素量、処理槽に投入する廃水の量や種類をコントロールしています。ダイセキの活性汚泥処理では、毎日の管理によって活性汚泥処理の安定した運転を実現しており、酸化剤などの薬剤を一切使用していません。

活性汚泥処理槽

活性汚泥処理槽

顕微鏡で微生物の状態をチェック

顕微鏡で微生物の状態をチェック

病院や小学校が周辺にある名古屋事業所では、特に臭気に配慮

病院や小学校が周辺にある名古屋事業所では、特に臭気に配慮

毎月コンプライアンス勉強会を開催

ダイセキは「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(以下「廃棄物処理法」)をはじめ、環境関連法規制などの遵守を企業の最重要課題と位置づけ、法令遵守に対する従業員の意識を高めるため、さまざまな施策に取り組んでいます。
さらに、全従業員を対象に、毎月1回コンプライアンス勉強会を開催しています。事業所ごとに、その事業所の特性や課題に応じたテーマを設定。そのテーマは、環境関連法規制の動向だけでなく、産業廃棄物取り扱い時の事故防止や交通安全など、幅広いジャンルにわたっています。

コンプライアンス勉強会

コンプライアンス勉強会