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九州事業所での取り組み

セメント工場の多い九州で
高いリサイクル率を実現しています

1982年に操業を開始した九州事業所(福岡県北九州市)の近隣には、
多くのセメント工場があります。
この立地を活かして、セメント会社と協力しながら、
可能な限り汚泥や廃油のリサイクルを進め、90%を超える高いリサイクル率を実現しています。
「環境未来都市」を掲げ、環境・リサイクル産業の振興を進める福岡県北九州市に、
九州事業所と汚泥改良リサイクルセンターの2工場体制を整備して、
お客様の多彩なリサイクルニーズにお応えしています。
所長が全従業員と面談し、部署の垣根を越えてコミュニケーションを活性化させて
一人ひとりがより良い未来に向けて一日一改善に努めています。

ユーザーの要望に応じて汚泥をセメント原料にリサイクル

セメントの主原料は、石灰石と粘土と鉄です。当社のリサイクル汚泥は、その粘土の代わりに使用されています。もともと廃棄物である汚泥には、異物が含まれていたり、性状は一定ではありません。セメント原料として使用できるよう、異物を除き、セメント系物質を入れて固化させ、さまざまな汚泥を混ぜ合わせる混練という工程で性状を整えます。
セメント会社によって、原料として使用できるリサイクル汚泥の規格は千差万別です。含有しても問題ない化学物質や、大きさなど各社の要望を聞きながら、その規格に合わせてリサイクル汚泥を調整し、必ず成分分析を実施して品質管理を徹底しています。
九州事業所では、こうした汚泥の再資源化によって、90%以上のリサイクル率を実現しています。

入荷物の徹底した分析は欠かせない

入荷物の徹底した分析は欠かせない

ダイセキの事業所の中でも、広い汚泥処理設備を有しています

ダイセキの事業所の中でも、広い汚泥処理設備を有しています

多くの燃料を使用するセメント会社にリサイクル燃料を供給

セメント製造では多くの燃料を使用します。廃油から製造する当社のエマルジョン燃料(補助燃料)は、石炭の代替燃料として活躍しています。廃油によってその熱量は異なるので、石炭と同じ発熱量になるよう、調整して納品しています。
低熱量の廃油もリサイクル燃料化できるように編み出したのが「L特燃」です。燃料として活用できることをセメント会社に理解していただき、生産量も増えています。

廃油を絶妙なバランスでブレンドすることで、石炭の代替燃料として再資源化

廃油を絶妙なバランスでブレンドすることで、石炭の代替燃料として再資源化

途上国の研修員に対する国際技術研修に協力

九州事業所では、1997年から、JICA(国際協力機構)の委託事業として、(公財)北九州国際技術協力協会が主催する、東南アジアやアフリカなどの途上国からの環境技術研修に協力しています。
ベトナムや、スリランカ、中国、エジプトなどの国から数10名が訪れ、母国で環境改善に向けた廃棄物の処理、リサイクルなどを実施するため、工場見学後の質問コーナーでは真剣なディスカッションを行っています。
北九州市は「環境未来都市」を標榜し、低炭素や循環型社会づくりの推進など環境に力を入れています。九州事業所としても、リサイクル事業を通じて環境保全に努めるとともに、こうした環境技術を広げていくことで国際社会にも貢献していきたいと考えています。

東南アジアやアフリカなどからの研修生を受け入れ、環境技術の普及に貢献

東南アジアやアフリカなどからの研修生を受け入れ、環境技術の普及に貢献